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道路や庭に水をまいて、ほこりが立つのを避け、涼をとる昔ながらの知恵。かつては、神様が通る道を清めるという意味もあったが、江戸時代になると涼を取る実用的な意味が大きくなった。2003年からヒートアイランド対策のソーシャルアクト「打ち水大作戦」が開催されている。気化熱が気温を下げるため、2℃程度の“打ち水効果”があると言われている。水道水を使わず、お風呂の残り湯などの2次利用を推奨。
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ゆっくり・ゆったりが良いという価値観。1986年のイタリアで「ファーストフード」文化に反発し、伝統的な食文化を大切にしながら、食事をゆったり楽しむことを提唱した「スローフード」以降、「スローライフ」をはじめ「スロー」を冠した言葉がもてはやされるようになった。NGOナマケモノ倶楽部がその先鞭をつけた。
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アメリカの気象学者ローレンツが、初期条件のわずかな違いが将来の結果に大きな違いをもたらす、というカオス理論を「ブラジルのチョウの羽ばたきがテキサスにトルネードを起こす」と表現したのがはじまり。天気の長期予報が当たりにくい要因となっている。些細な行動が、将来に大きな変化を生み出す可能性があると解釈して、一人ひとりの環境配慮行動を呼びかける際に用いられる。
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「地球規模での生物多様性(いろんな生き物いっぱい)が高いにも関わらず、破壊の危機に瀕している地域」のこと。2006年現在世界で34箇所が指定されていて、その中には日本も入っている。その理由は、日本にしかいない希少な固有種が多い一方、原生林がかつての2割まで減少しており、早く保護をする必要があるため。日本は先進国の中では生物多様性が豊かな国であるといえる。
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伝統の知恵や技術の伝承者に話を聞いて、その人の「話し言葉」で文章にまとめること。お年寄りがもっている無形の知恵や技術を形にして残す、文化の継承、世代交流、職業や生き様の追体験、人と人が向き合うことの学びなどの効果がある。高校生が森林に関わる分野で様々な経験や技をもつ「森の名手・名人」を訪ね「聞き書き」する『森の聞き書き甲子園』という催しがある。
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