Eco Keyword

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バックキャスティング
未来のあるべき姿を想像して、そこから現在を振り返り、そうなるために今、何をやればよいかを考える方法のこと。反対語は、フォアキャスティング。長い時間をかけて取り組まなければいけないことが多い環境問題は、成功するビジョンがないと、今ある目の前の問題に対処しつづける場当たり的なものになってしまうか現状肯定型の効果が薄いものになってしまう。スウェーデン政府は1996年に、一世代後の2021年に「スウェーデンの社会を持続可能にする」というプロジェクトを、バックキャスティングの手法を用いて策定。

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エコロジカル
フットプリント
エコロジカル(環境)のフットプリント(足跡)。私たちが生活するために踏みつけている自然(生態系)の面積のこと(ha)。その面積を、エリア内の人口で割ると、一人当たりのエコロジカルフットプリントが出てくる。人類のエコロジカルフットプリントは一人当たり1.8ha。日本は4.3ha。アメリカ合衆国は9.5ha。全世界の人々がアメリカ合衆国並の生活を享受すると地球が約5.3個必要。1970年には人類は既に地球の許容量を超えてしまったといわれている。

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不都合な真実
元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が出演している地球温暖化に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画。世界各地の温暖化の影響を過去の講演で使用したスライドを基に描いている。原題は「An Inconvenient Truth」。コンビニエントではない(都合が良くない)真実。ドキュメンタリー映画では全米3位の興行収入。アカデミー賞にもノミネート。

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バイオエタノール
植物を発酵させて作られたエタノール(≒アルコール)のこと。ガソリンに代わる自動車の燃料として注目を集めている。主な原料となる植物はサトウキビや大麦、トウモロコシなど。栽培できるため再生産が可能、燃やした時に二酸化炭素は出るが、原料となった植物が光合成で吸収した二酸化炭素がもとなので、排出量としてカウントされない等の利点がある。ただし、燃料としてのバイオエタノールを生産することは、食料の生産と競合するため、食糧不足の観点から懸念もされている。

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二十四節気
1年を太陽の位置などを参考に24等分したもの。大体15日か16日が一区切りで、細かい日付は年によって変わる。立春・夏至などが、代表例。日付と季節感が徐々にズレていくという、旧暦特有の問題を解消するために使われ始めた。現代でも、二十四節気によって、季節の変化を感じて、身の回りの環境を意識出来るようになるという利点がある。